化物語を見た話⑤ (ネタバレ有り)
こんにちは。うさぎです。
今回も続きを書いて行きます!
前置きは今まで通りです!
一応、置いておきますね。
ネタバレ有りですご注意ください!!
今回でまよいマイマイが終わるように頑張ります。
前回、真宵ちゃんがずいぶんと達観しているということを書きましたが、例えば
満ち足りていると、足りない場合には思い至らないものです。
人は、足りないものを望むのです。
など、その片鱗が見えそうではないですか?
"ないものねだり"、"隣の芝生は青く見える"、などはよく聞く言葉ですよね。
"本当に大切なものは、失ってから気付く"とも言います。
当たり前なことですが、人は生きる上で意識的にも無意識的にもこれらの言葉を実践していると思います。だから、羨ましかったり、妬んだり、憧れたり、といった感情が生まれるのだと思います。
このことに小学生で気付いてしまうのは、やはり"普通"ではない育ち方を真宵ちゃんはしてしまったからなんだと感じました。
好きなものを好きでい続けるために、本当はもっと、頑張らなくちゃいけなかったんですよね
真宵ちゃん、本当に賢い子供なのですね(/ω\)
例えば好きなスポーツがあったとして、それで食べていけるようになるまでには想像もつかない苦難があるはずで、それでも実現できる人はきっと、好きでいられるように努力をしているんだと思います。
好きは積極的だからこそ、努力が必要だと知っているなんて...そして、嫌いになることが好きになること以上に辛いことだと知っている真宵ちゃん...本当に小学生でしょうか...。すごいです。
まよいマイマイはかなり印象に残っています。
最初から戦場ヶ原と暦の間にあった違和感が、最後には上手く解消されました。
真宵ちゃんそのものが怪異で、怪異に遭遇したのは暦の方だったこと、だから戦場ヶ原には真宵ちゃんの姿が見えなかったこと...。
ずっと悲しい記憶を忘れられずに引きずってさまよっている真宵ちゃんは、見ていて心が痛かったです。
最後に綱手さんのお家に帰ることができたときの真宵ちゃんの姿は感動しました。
重い話でしたが、暦の言葉を借りるなら、とてもいい話でした(*´ω`)
これで、まよいマイマイは終わりにしたいと思います。
次回からはするがモンキーです。頑張ります!
では、今回も読んでくださり、ありがとうございました。
はな
2021/03/02