うさぎの趣味のお部屋

月は好きだけど月に行きたいとは思わないうさぎ。

夏目友人帳 を見た話② (ネタバレ有り)

こんにちは。うさぎです。

今回も、夏目友人帳の話を書いて行きます。

htmt167.hatenablog.jp

 

よろしければ前回の記事からご覧ください~。

 

 

本編の内容やネタバレを扱っているのでご注意ください。

 

 

 

 

第6期 第4話 「違える瞳」 第5話 「縛られしもの」

 

映画館で名取が出ている映画を観ていた夏目とニャンコ先生。映画館を出ると、名取の式に気付きます。雨で何が書いてあるか読めなくなってしまっていましたが、名取が助けを呼んでいたら...と夏目は考え、かろうじて読める所を読み取って、その場所へ向かいます。

目的地らしき場所へ着いたものの、雨で足止めされている時に、ある女の人から話しかけられます。その人の家にお邪魔することになった夏目は、家が普通の雰囲気ではないことに気付きます。

そこは、かつて名取がお世話になったタクマという祓い屋の家でした。

しかし、タクマは妖を見ることができなくなってしまい、引退していました。女の人は娘でしたが、妖を見ることができず、最近"何か"が良くないことを持ち込んでくるのではないかと不安に感じ、名取に助けを求めたのでした。

名取が合流し、夏目と二人で調査をしていると案の定、家には一匹の妖が家政婦の振りをして住み着いており、外には二匹の妖が彷徨っていました。

それは、かつてタクマと一緒に働いたり、生活したり、戦っていた式たちでした。

見えなくなってしまい、廃業に追い込まれた矢先、たまたまその二匹が家の外に出ていた瞬間に、娘が封印をしてしまったことから家に入れなくなってしまいます。それをタクマがしたと思いこんだ二匹は、災いを家に呼び込みます。家に住み着いていた一匹は、かつての主に危害を加えようとしたなら、けじめとして外の二匹を何とかするつもりでした。

タクマは、三匹の式の解放の儀は夏目にならできるかもしれないと頼みます。

夏目はタクマの想いを知り、解放の儀に臨むことになりました。

立ち会うと家から出てきたタクマの元に、式が近寄ります。近々家に大きな災いが訪れる、それを見事に祓ってみせるから、もう一度、家に入れて。まだ使える所を見せるから、また一緒に居させて、と訴えます。

しかし、タクマには見えないし、聞こえません。

夏目は式の気持ちを知った上で、解放の儀を成功させます。

妖との関わり方について、夏目はまた考えることになります。

 

 

 

この回は悲しくて結構しんどかったです。だからこそ、好きな回でもありますがね。

今まで見えていたものが、突然見えなくなってしまったらどうなるのでしょう。

妖が見えなくなったのなら、それは一般人に戻ることを意味するのでしょうか。

祓い屋は、今まで積まれてきた妖からの恨みや報復に怯える日々を暮らすことになる、と言われています。一般人には戻れないでしょう。

しかし、祓い屋として生きて来た以上、妖との良い縁も持っているはずです。今回は、その縁をどのように切るか、切らなければいけないのか、という部分に焦点が当たっていたと思います。向こう側の世界に干渉するのであれば、向こう側の助けを借りるが、もうそれができないのであれば、向こう側の存在をこちら側に留めておくのは、寂しさ、悲しさといった負の感情を生み、いずれ危険にもつながることです。その縁がどれほど大切であったとしても、切らなければならないのです。タクマさんはそれほど妖を大切に思っているのだな、と思いました。

特別な世界を知ることは、知らない方が良いのかもしれないけれど、かけがえのないものでもある、と感じました。

 

夏目友人帳の記事はこれで終わりたいと思います。

本当に素晴らしいアニメですので、是非一期から見て欲しいです!

もしかしたら、続きを書くかもしれません!どのエピソードもとても素敵なんです!

 

 

読んでくださり、ありがとうございました。

 

 

はな

 

 

 

2021/09/23