劇場版 幼女戦記を見た話② (ネタバレ有り)
こんにちは。うさぎです。
今回は、前回の続きから劇場版 幼女戦記を見た感想を書いて行きたいと思います!
ネタバレを含みますのでご注意ください。
今回の記事が初めてだよという方はぜひ前回の記事からご覧になってください。
前回は、メアリー・スーがメアリー・スーである理由を書きました。
帝国からは、帝国に対する者は全て敵ですので、いかなる国の者であっても戦います。ですから、当然メアリーも明確な敵なのですが、あまりにも強大な力を持っています。本編を見れば分かる通り、飛行速度は非常に速く、一撃に込められた魔力は大きく、銃弾ではなく光線の様で、ターニャが銃弾を連発しても死なないほどの堅い防御を持ちます。
ターニャでも倒すことができないほどの人物であるのはなぜか...彼女がきっと、神の代弁者だからなのではないか、と思いました。
メアリーと戦う度に、ターニャは存在Xの存在を考えずにはいられなくなっています。彼女の恐るべき力は存在Xの存在を証明しているようなものだからです。
では、どうしてメアリーはターニャに勝てないのだろうかと思いました。
幼児のターニャより成長しており、同等かそれ以上の魔力を持っているのに、いつも瀕死の状態にさせられるのはメアリーです。なぜでしょうか。
1つ目は、ターニャの前世がエリートであった点です。メアリーの人生が1回目、もしくは前世の記憶がない状態なら、ターニャに圧倒的な人生経験があるからです。
2つ目は、ターニャがエリート軍人である点です。軍への入隊はかなり早く、ライン戦線での活躍も目覚ましく、前線での経験も豊富で、なおかつ、上記の通り前世で学んだであろう知識の上に今世での軍大学での知識も上乗せされています。対して、メアリーはそれまで普通の女の子として暮らしてきており、軍人としての経験や知識はかなり浅いと見えます。
3つ目は、何のために戦争をしているかという点です。ターニャは合理性を持って戦争を一つの外交手段として見ています。そして平和主義者であり、戦争が嫌いで、一刻も早く後方で安全に生きたいと考えています。対してメアリーは、父親を殺された恨みから復讐のために戦争をしており、自分の望みが果たされるためなら上官を無視もいとわず、自分のために戦います。そこには合理性など無く、あるのはターニャを殺すというただの感情です。ターニャも作品の中で、戦争に感情を持ち込むのは間違っているとしています。感情は主観でしかないのです。主観しか見えない人と、客観が見える人では、考え方や行動に差が生まれるのも当然なのではないでしょうか、とうさぎは考えます。したがって、メアリーは勝てないのだと思います。
ちなみに、Web版でのメアリーはもっとすごいです...。
それはさておき、人間なら合理性だけで生きるというのもかなり無理がある話だと思います。
まとめます。
やはりターニャはすごいです。
はい。
劇場版 幼女戦記、非常に面白かったです!
これで劇場版 幼女戦記を見た話を終了したいと思います!
読んでくださりありがとうございました。
はな
2021/03/18