蛍火の杜へ を見た話② (ネタバレ有り)
こんにちは。うさぎです。
前回から「蛍火の杜へ」についての記事を書いております。
今回もその続きです。
ネタバレを含みます。
少しでもネタバレされるのが嫌だという方は、この時点で戻ってくださいね。
前回は、初めて蛍がギンに出会い、森の外まで送ってくれた所までで終えました。
その次の日、蛍は約束通りまたギンに会いに行きます。
ギンは蛍を見送った場所で、蛍が来るのを待っていました。
二人は再開します。
ギンは蛍を涼しい場所に連れて行きますが、その道中、妖怪に出会います。
人の子、ギンの肌に触れてくれるなよ。
触れればわしがお前を食ってやるぞ。
引用:蛍火の杜へ 妖怪
ギンがくしゃみをしたことにより、その妖怪は逃げて行きますが、ギンは森に住む者から心配されているのでした。
前回もくどいほど書きましたが、ギンは妖怪ではありません。
ですが、妖怪に心配されています。
夏目友人帳の世界では、多くの妖(あやかし)は人間を嫌っていました。蛍火の杜への世界は、夏目友人帳と繋がりがあるわけではないと思いますが、うさぎは蛍火の世界でも妖怪はあまり人間のことを好いていないと考えています。
つまり、ギンはきっと人間でもないのだと思いました。
次の日も、その次の日も蛍は森へ通います。夏休みが続く間、ずっと森へ来たのです。
山の中を駆け巡って遊ぶだけの日々でしたが、蛍にとってはどんな些細なことでも楽しくて仕方ありません。
ですがある日、草原で眠っているギンを見つけ、蛍はギンのキツネのお面を取ります。
このシーン、結構ヒヤヒヤしながら見てました。
触れたら消えてしまう、それが本当かはこの時点では分かりませんが、ギンの素行からすると本当です。
蛍は素直で優しい子だと思っていますが、たまにすごく大胆になりますね。
森へ入ったことや、少しでも触れてしまう危険があるギンのお面を取ろうとする行為など...。
少しでも手が滑ってギンに触れてしまったら...とドキドキしてしまいました。
そして素顔をさらしたギン!すごくカッコいいです!髪は銀色、瞳は銀色か金色でしょうか...?はっきりとは見えませんでしたが、素敵な顔でした。
そこにあったのは、端正な顔立ちの、妖怪とは思えない、まるで人間と思わせるような顔でした。
ギンは狸寝入りをしていたのですぐに目を開けます。
こんな面でもつけていないと 、妖怪には見えないだろう?
引用:蛍火の杜へ ギン
蛍にはギンのこの言葉の意味が分かりませんでした。
そしてその日の帰り道、蛍は、明日からはここに来られないということをギンに告げるのでした。
蛍は夏の間だけ(おそらく夏休み)、山神の森がある祖父の家に遊びに来ていたのです。
それを聞いたギンは、蛍に来年も来られるかと聞きます。
蛍は次の夏を心待ちにするようになります。
わあいいですね。待ってくれる人がいるのって素敵ですね。
それはさておき、来年の約束って確証がないと思うんです。
それでも楽しみに思ってしまうのが人間性ですかね...。
蛍はこれからきっと小学校でしょう。ギンは高校生くらいに見えます。
普通ならあまりにも歳の差があって一緒に遊べなさそうな気がしますが...今後の展開に関わるので、ここでは、ここでは伏せておきますね!!
少し長くなってしまったのでここで切ります。
読んでくださりありがとうございました。
はな
2021/08/25